セナ事故死から10年

今年はアイルトン・セナが死んでから10年目だと知った。もうそんなに経っているとは
思ってなかった。セナが事故死した1994年5月1日に僕は"徳島の若大将"と呼ばれる友人と
一緒にニューヨークにいた。ニュージャージーの大学に留学していた会社同期の女史のと
ころに遊びに行っていたのだけど、海外の滞在先で聞いたセナの訃報はなんか妙に衝撃的
だった。何か追悼の意を表したいというか悲しみを分かち合いたくて、ブラジル人街に行
けばきっと何かそういうことができるだろうと思って翌日行ってみることにした。それよ
りちょっと前の1991年にアリゾナ州のフェニックスで開催されたF1グランプリを見に行っ
たことがあり、その時にセナ応援団のブラジル人達から「日本人か?ホンダのエンジンは
最高だ!中島悟もガンバレ!」と声かけられ一緒に盛り上がったこともあって(当時セナは
マクラーレン・ホンダに乗っていた)。翌日マンハッタン46st辺りのブラジル人街に神妙
な面持ちをして行ったら、そんな雰囲気は微塵もなくフツーに日常が流れていた。「不景気
な顔してるな何かあったのか日本人?」みたいな感じ(そんなこと言われてはいないけど)。
セナの"セ"の字も無かった。ガッカリして安い中華料理食べて帰ってきた。そんなもんな
のかって感じだった。