痛快!憲法学

"IT"と"経済"と"法律"の知識をある程度持っていると、人生何かと
優位なことが多いんじゃないかと思う。ITは一応仕事なのでなんとなく
分かるし(←なんとなくでいいのかよ?)、経済は数年前に
"フィナンシャル・インテリジェンスの向上"を目標にして勉強したり
投資を実践したりしたので、これもなんとなく分かってきた。
で、未だに全然分からないのが法律。特に税法とか刑法なんか知っておくと
いろんな局面でかなり有利なんじゃないかなぁと思うので、勉強することにした。
法律を勉強するには、まず基本というか全ての法律の大原則である"憲法"を
知ろうと思って「痛快!憲法学」を読んだ。この本メチャメチャ面白い。
まず憲法の内容なんてまったく書いていない。冒頭に「日本国憲法は既に死んでいる」
北斗の拳のケンシロウのイラスト付きで言い切っている。
なぜ憲法ができたのかという点において、憲法と民主主義が生まれた欧米の歴史
特に宗教を中心に詳しくしかもやさしく解説している。ユダヤ教からキリスト教が
生まれたのは知っていたけど、キリスト教とイスラム教が実は同じ神を
信仰していることや、イスラム教の経典に旧約聖書の一部があるなんて知らなかった。
旧約聖書新約聖書の違いも良く分かっていなかったけど・・・。
民主主義や憲法なんて自然に出来るもんで当たり前だと思っていたけど
これ読むとそれらができるまでには、壮大な歴史があったことが理解できる。
「憲法や法律は国とその権力の暴走を抑止するためのもの」
という考えはとても新鮮だった。

痛快!憲法学 (痛快!シリーズ)

痛快!憲法学 (痛快!シリーズ)