小やなぎ in 麻布十番

一昨日はふぐを食べに麻布十番の「小やなぎ」へ。
冬は基本的に嫌いで、年末年始休みとスノーボードとラグビーなんかを心の支えに
春を待ってまんじりともせずに過ごしているのだけど、鍋もそんな支えのひとつ
しかもそれがふぐとなるとかなりテンション上がる。
皮のにこごり、から揚げ、てっさ、てっちりをヒレ酒と共にいだだいたが
しみじみと美味いねぇ。あの歯応えといいほのかながらもしっかりとした旨味といい
ホントふぐって不思議な食べ物。いろんな高級食材がそれに代替するオルタナティブな
食材が現れる中、ふぐだけは代替するものがないし。料理の初めから終わりまで
また酒までもひとつの食材で賄って、飽きないというのもふぐだけじゃないだろうか。
「小やなぎ」のヒレ酒はヒレが異常にたくさん入っている。尾びれ2つと胸びれ3つ
一杯に2匹以上のヒレが使われている。これにマッチで火を点けて、酒にしゃぶしゃぶ
させると、より香りがついて適度にアルコールも飛ぶ。これだけで肴と酒を兼ねられる。
また、シメは雑炊ではなくおじやにしてくれる。他の客が「雑炊にして」というと
女将さんが「絶対におじやの方が美味しいから、雑炊は他の店で食べなさい」と
諭していた。ご主人も軽く冗談を言って楽しませてくれるし、料理も応対も愛情を
感じるとてもいい店。