ラテンと辛抱

去年キューバに行った時、街を歩いているとキューバ人に良く「オチン!」と
呼びかけられた。てっきりオチン○ンのことだと思って、「またバカな日本人が変な
言葉教えたんだろうなぁ」と思っていたが、ある日話しかけてきたキューバ人が
「オチンには感動した、お前もオチンは好きか?」と聞いてきたので、それが「おしん」
のことだと分かった。帰国後調べたら「おしん」はキューバでも放送され、スゴイ人気
だったらしい。なんでもオンエア中に停電になったら暴動が起きたとか(ホントか?)
このエントリーで書いたとおり”辛抱”とか”我慢”は日本独特の美学で、他国ましてや
ラテンの権化であるキューバではまったく理解不能なんじゃないかと思っていたけど
どうも違うらしい。しかし「おしん」のどこがキューバ人の心を打ったんだろう?
確かにハイジとかアンみたいに、小さい女の娘が逆境にめげずに健気に明るく
生きていく物語は全人類的に人気だけど、キューバのおしん人気はそんなレベルを
遥かに超えている。貧しさに共感したということだろうか?そんな単純なことか?
そう言えば、「クレヨンしんちゃん」がスペインで驚異的な人気だったのは有名。
一時期かなり長いことYahooエスパニョールの検索キーワードNo.1が
「しんちゃん」だった。でもこれはなんとなく分かるような気がする。
「しんちゃん」ってかなりラテン気質だし。


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