もらっても嬉しくない

決してバレンタインデイのチョコレートのことではありません。
全て心から喜んでいただいています。
祖母に会いに行ったら、「おじいちゃんに、こんなものが届いたよ」と
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差出人は「内閣府大臣官房人事課」。
開けると、もはやその名を忘れかけていた安倍晋三内閣総理大臣名。
日付は去年の祖父の命日。年末に届いたらしいので日付を翻って
発行したのだろうか。それとも官公庁関係機関にありがちな
非効率な手続きなどで発送が遅れていたのだろうか。
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これが一体何なのだか分からなかったのだが、同封してあった説明を読むと

位階(叙位)は、勲章、褒章と並ぶ栄典で、聖徳太子が創設した冠位十二階の
制度に由来する約1,400年の歴史を持つ我が国で最も古い制度のひとつです。
(中略) 国家または公共に対して功労のあった者が死亡した場合に、その人の
栄誉を表彰し、追悼の意を表すものとして位階が授与されることになり、
天皇の国事行為として行われる栄典の一つとして現在に至っています。

「冠位十二階」って歴史で出てきたなぁ。
とにかくとても名誉なものだということは分かった。
祖父は警察官だったので賜ったのだと思う。
死なないともらえないものなので、当然本人はこの栄誉を喜ぶことはできず
我々遺族がありがたがるべきなんだろうけど
こういうのを最も喜ぶであろう祖母ですら
「こんなの要らないから、相続税安くしてくれないかしらねぇ」 とかなりドライ。
こんなに権威と歴史があるたいそうな賞なのにその反応の薄さに可笑しくなった。
もし祖父が生きていたら、これを喜んだのかなぁ。
アメリカにこういう賞があったらアメリカ人はすっごく喜びそうだなぁ。