寿司いずみ(目黒)

中目の桜は8.5分咲きといったところ。散り行く桜が一番きれいだという人が
いるけど、僕はこれくらいの頃が一番好きだなぁ。
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以前からこの本を読んで行きたいと思っていた「寿司いずみ」に。
親方が一品一品丁寧に説明してくれる。説明が終わる前に勝手なことをすると
「感情的になって勘定百倍になりますから」 とのことだが
一品目の蝦夷あわびの肝と昆布の寄せ固めは
待ちきれなくてついつい食べてしまった。シマッタと思ったが
「気のせいか一切れ無くなってますね〜」 と冗談で流していただいた。
シャコのだし巻きはシャコの甘みが強くて卵に良く合う。
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桜の器に入った蛸の桜煮は本当に桜の花と葉で煮ている。
出された瞬間、桜のほのかな香りがふわぁっと広がった。まさに旬な一品。
蛸が信じられないほどにやわらかい。
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刺身にめじ鮪と鯖。これを和芥子で食べる。
本物の和芥子って初めて食べたけどピリッと強くて心地よい辛さに
奥の深い風味で美味しい。和芥子をなめるだけで十分良い酒の肴になる。
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コハダはなんと4種もでてきた。赤酢と白酢と柚子酢とそして
スペインのジン!でしめたもの。
ジンでしめたコハダにはライムも利かしてあり、これがさっぱりと
爽やかで上品な握りになっている。
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シャコの酢おぼろ。寿司が保存食だった時代からの古い仕事の寿司らしい。
他にも江戸時代の昔ながらの仕事を意識した品がいくつか。
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きっちり仕事のしてある鮨が多かったので、最後はシンプルに中トロを。
この店は寿司を手渡しで受け取るのだが、これは寿司をすばやく
かつネタが舌にあたるように食べられるようにするためらしい。
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日本酒もこだわった珍しいものが多く、親方が流れに沿って薦めてくれる。
江戸前に拘らず全国から選りすぐったネタを、伝統的な古い仕事から実験的な最新の
技術までを駆使して楽しめる、鮨と肴と酒の総合エンターテイメントという感じ。
五感全てをフルに使ってとっても楽しめました。
ちなみに某女優と某女性ボーカリストも客に居ました。


失われゆく鮨をもとめて

失われゆく鮨をもとめて