思い出の場所がまた消えた

羽田の割烹「末廣」は、私の祖父の行きつけで、先代の店主とは
客と店主の関係を越えて家族ぐるみの付き合いをしていたらしい。
そういうことから、二代目の現在の店主と私の父、叔父達は小さい頃から
兄弟のような間柄だったそうな。
小さい頃、ませガキだった私がマツタケの土瓶蒸を初めて食べて
「こんなに美味しいものがあるんだ・・」と感動したのもこの店だ。
そんな縁も思い出も深いこの店が、今年一杯で閉めることになってしまった(涙)。
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祖父がこの店でどんな飲み方をしていたかは知らないが
羽田沖であがった小柱、イカ、海老のかき揚を肴にビールを呷って
鰻肝焼きやぬか漬けを肴に日本酒をチビチビ飲って、シメに鰻重と肝吸いを
ってのが私にとってこの店での最高に幸せな飲み方だった。
私よりずっと酒豪だった祖父は、好物の刺身や湯豆腐を肴に
日本酒をガンガン飲っていたんじゃないだろうか。
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ここの鰻重もこれで最後か・・・
しかし、ここ数年、かけがえのない思い出深いものを失うことが多いなぁ。
父や叔父達は来週に最後の宴会をするそうで。
兄弟水入らずで、祖父の思い出を語りながらしみじみと飲んでよ。