前へ

「前へ」とは明治大学ラグビー部北島忠治監督が生涯をかけて説いた教えである。

遥かなるノーサイド―追悼・北島忠治監督

遥かなるノーサイド―追悼・北島忠治監督

なぜ「前へ」なのか。
世の中には、横に流れたり、ステップを踏んで、目前の敵や障害物をかわして前進しようとする考え方もある。
でも僕の考え方は違う。
とにかくゴール、目標にむかって一直線に走る。
決して横に流れたり、かわしたりはしない。
とにかく真一文字に「突っ走る」。
北島忠治

これは戦術面での意味にとどまらず、精神面で北島監督が選手達に説いた
「最後まで諦めるな」「躊躇せず突進せよ」「勇猛果敢たれ」「全速力でプレーせよ」
といった意味も持つ。
選手達はこれら言葉の範囲を超えてその意味を各々に解釈し、「前へ」の精神を基本として
”重戦車” ”縦の攻撃”と言ったラグビースタイルを構築して
大学屈指のラグビー強豪校になると共に、日本を代表するプレイヤーになっていった。
また選手に限らず、明大生および明大OBも、これを社会生活の
行動および精神規範とすることが多い。
私も精神的な迷いがある時は、まずこの言葉に立ち返る。
一見古臭い根性論にも受け取れるが、躊躇して停滞したり、小手先に逃げて中途半端に
終わる位なら、勇気をもって正攻法で実行するのが、最も合理的で論理的で倫理的な
解決方法であるという、現代にもフィットする永遠の真理を説いた名言である。
なので、こういう使い方は間違いである。
明治大学駿河台キャンパスの男性用トイレにて」
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でも面白くて明大らしいので許す。