土を喰う日々

忘年会〜年末年始〜新年会という流れで体重が著しく増加中という方が多いと存じます(かくいう私もそうですが)。
暴飲暴食を一度習慣つけると、血糖値の急激な高低を脳が記憶してしまい、なかなか満腹感を得られず過食を続けしまうという、デブ・スパイラル(デフレ・スパイラルじゃありませんよ)に陥るようです。
そんな時には、効果絶大でかつとても含蓄あるこの本を。

土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)

土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)


幼少時に禅寺に修業に出され精進料理を会得した水上勉さんが、軽井沢の自宅で地の野菜や山菜を使って精進料理を作り、客にもてなし、それにまつわる「典座教訓」の教えを実に味のある心に染みる文章でやさしく説いてくれます。
飽食がいかに愚かなことであるか、また、旬の地産の食材を無駄なく質素に食すことがいかに高趣で高潔で自然な行いであるかということを心底思い知らされます。
下手なダイエットよりずっと効果的。しかも健康的で安い。必読な1冊です。
昨日の昼は、カツ丼とせいろをセットで頼んで完食してしまった私ですが、午後にこの本を読んで、今日の昼は、かけうどんにゴマ豆腐でもう充足感に満ち満ちております。
問題はこの心がけがいつまで持続するかですが。