立石巡礼
酒飲みの聖地と言われる「立石」。
2日間のアルコール・ラマダンを行い、酒の神への信仰心を高め、己の心身の浄化を行った上で、巡礼してきました。
この街、驚異的なクオリティを誇る店達がひしめいているのですが、なにせいずれも達人向け。
注文の仕方やらタイミングやら、いろいろと踏まえておかなければお作法がございます。
なので、お若いながらこの界隈に精通している御二人にツアコンをお願いしました。
人に連れてもらって飲み歩くって楽しいね。
まずご案内いただいたのが、この「鳥房」。
一人一皿がお決まりの鳥半身の素揚げ。
これで580円ですってよ、奥さん。
揚げたてのところをアチチと解体し、ビールと共に。
シンプルな塩味、軟骨や小骨部分はバリバリといただけます。
こりゃ、たまらん。
かなりのボリュームで既に満腹モードなれど、お次に案内されたのは、中華の「蘭州」。
妙にアートしている、やや怪しい佇まいの玉子をアテに
やや怪しい佇まいの器から注がれる紹興酒。
なんともシビれるねえ。
水餃子、焼き餃子と共にクイクイと。
で、ラストは「立石呑んべ横丁」のその名もずばり「おでんや」で、おでんを肴に焼酎をグビグビと。
海苔のおでんが酔身に染みます。
私の信仰心は深く、まだまだ祈り足りなかったのですが、早くも終電近し。
スタートが遅かったので、「宇ちだ」「江戸っ子」「栄寿司」は既に終了モード、「みつわ」「二毛作」は満員。
それら神々を崇めに、再び巡礼に参りたいと思います。